何か資格が取りたいあなたへ！ファイナンシャルプランナー独学取得方法と取得後変わったこと【FP3級】

確定申告や資産運用、保険に遺産相続など、社会に出て働いていくとお金のアレコレを知らないと苦労します。

そんな悩みを解決してくれる資格がファイナンシャルプランナー、通称FPです。

本記事ではFP3級の資格を独学で取得した方法と取得後に変わったことについてお話しします。

FP3級について

僕はファイナンシャルプランナー業界に詳しいわけではないので、興味がある方は日本FP協会のHPを見てほしいのですが、FP3級は年金や保険、税金などお金に関するアレコレの基礎的な知識を問われる資格です。

この資格を持っているから何かの仕事に就けるといったことは特にないのですが、年金や保険は社会で生きて行く上で避けては通れないものなので、単純に知識が役立つ資格です。

難易度と試験日

試験日は年3回で1月、5月、9月に行われ、学科試験(120分)と実技試験(60分)があります。

3級は全て選択問題で学科60問、実技20問です。

学科試験は単純に文章が提示されて該当する語句や数字を答える形式で記憶力が問われる問題です。

実技試験は家族構成や年齢が示され適用される制度や保険金額などを計算する問題です。

学科試験は語句を丸覚えしてしまえば正解になるケースが多いですが、実技試験は語句を理解していないと解けないという印象です。

試験の合格率は約70％なので、比較的簡単に取得できる資格と言えるでしょう。

僕の主観的な見解ですが、不合格の人はそもそも勉強をしていない人達だと思うので、勉強をキチンとすれば100％取れる資格だと思います。

FP3級独学取得の道

僕はファイナンシャルプランナー3級を独学で一発取得するまでに下記のことを行いました。

僕が使用したのは以下の参考書です。
※FPは毎年制度の変更により内容が若干変わることがあるので、試験に対応している参考書で勉強しましょう。

FPはお金や制度の話が書いてあるので割と眠くなるような内容なのですが、こちらの参考書は一冊で分かりやすくまとまっており、カラーで見やすくて覚えやすいです。

問題集も過去問がベースになっているので試験問題に慣れれてオススメです。

僕はまず最初に参考書を通勤中の電車や寝る前に読んで、2周したくらいから問題集を解き始めて、間違えた箇所を中心に参考書3周目を読んでいました。

問題集も3周して問題と答えを覚えてしまうくらいになったら時間を測りつつ模試をやって試験の感覚を掴んでいました。

僕はそんなに追い込まずに半年くらいかけて参考書＆問題集を、１ヶ月前から模試をやっていましたが、本気で勉強すれば2〜3ヶ月くらいで取得できると思います。

通信講座は必要？

最初に言ったように、FP3級は年金や保険、税金の制度についての基礎知識を問われる資格です。

そのため内容自体は小難しいものが多いですが、参考書を読んでいて理解できないといったことはほぼありません。

なので、何かを教えてもらうという点では通信講座は不要だと思います。

ただ、講座で勉強することでモチベーションを保ちたいという方もいると思うので、そういった点では利用するのもアリだと思います。

僕の場合は「フリーランスになりたい」という目標があったのでモチベーションを保てましたが、明確な理由がないので勉強が続くか不安という人は試しに受けてみるのも良いでしょう。

FP3級を取得後変わったことは？

まず、会社を辞めてフリーランスとして活動して行く時点でかなり役立ちました。

年金や保険の切り替えや税金の支払いや開業届など、何がどう変わるのかということを理解できているのでスムーズに行えました。

逆にFP3級の知識がなかったら何をするか分からないのでかなり大変だったと思います。

また、経済的なニュースを深く理解できるようになりました。

以前は〇〇の制度が変わります。と聞いても「あぁ、うん、へー変わるんだ。」くらいの感想しかありませんでしたが、「それなら××の制度も関係するな。でも自分には関係ない制度だな。」のようにとキチンと理解できるようになりました。

あとは資産運用の際に債券や株、ETFと言った金融商品の違いやNISAなどの制度を理解するのにも役立っています。

何も分からないままやっていたら株価の上下で一喜一憂するデイトレーダーのようなやり方で運用してしまっていたかもしれません。

まとめ

お金に関することは分からないほど心配になって騒いでしまい、理解している人ほど考えなくてもよくなり、冷静になれるものだと思います。

FP3級は義務教育でもいいと思うくらい社会に出たら役立つ知識が詰まっているので、興味があればぜひ資格を取得してみてください。