デザインノウハウ

自分が素人の頃のデザインを添削してレベルアップさせる【電子書籍 その5】

当サイトはアフェリエイト広告を利用しています
ユウ
ユウ

ぜひ参考にしてみてね!

今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオ(電子書籍表紙)を添削してレベルアップさせていきます。

デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
コトダマ ユウ

コトダマ ユウ

ビジネス書のカバーデザイン

ビジネス書のカバーデザイン

「個人事業主向けのビジネス書」を想定したカバーデザインです。

ビジネス書は信頼感のあるデザインテイストが合っていますが、このデザインはイラスト素材や丸めのフォントを使っていて親しみのあるテイストになっています。

一方で下部の帯部分はカチッとしたフォントで信頼感のある雰囲気になっており、全体でデザインテイストが統一されていないのも気になりますね。

  • イラスト素材や丸めのフォントがあまりビジネス書向きでない
  • 全体のデザインテイストが統一されていない

信頼感のあるテイストで統一する

今回は一部を変えても良くなりそうにないので、ガラッと変えていきましょう。

信頼感のあるテイストで統一する

背景はベタ塗りとイラスト素材から夜の道路の画像に変更しました。
また、下部の文字は明朝体のフォントに変更して金のグラデーションに黒と白で縁取ったものにしました。

かなり全体が引き締まって高級感や信頼感のあるテイストになりました。

一概には言えませんが、デザインテイストを変えたい時は下記のようなことを意識してみると上手くいくと思います。

親しみのあるテイスト … イラスト、丸みのあるフォントや手書きフォントなど

信頼感のあるテイスト … 画像、明朝体フォントなど

他にもデザインテイストは色々ありますが、どれもある程度のパターンはあるので、参考デザインを色々みて、自分なりに「このテイストはこう」みたいな考え方を用意しておくと色々なテイストに対応できるようになると思います。

デザインを調整する

これだけだとただ画像や文字を配置しただけになってしまっているので、デザインを調整していきたいと思います。

デザインを調整する

下部の文字は背景の画像に馴染むように形を変形、文字全体に光彩を追加して淡く光っているようなあしらいを追加しました。

文字が背景の画像と馴染んでデザイン性のあるカバーになったと思います。

ということで、今回のビフォーアフターがこちら

今回のビフォーアフター

左の方が親しみのあるデザインですが、ビジネス書として選ぶならやはり右の信頼感のあるデザインだと思います。

まとめ

自分が過去に作った電子書籍カバーデザインを添削しました、参考になれば嬉しいです。

デザインのテイストは、作成や修正の際の指針になってくれるので、考えていなかったという方は意識してみると良いと思います。

  • デザインのテイストはターゲットや内容によって最適なものが変わる
  • 全体でテイストを統一しておかないと、一部分が浮いた感じになってしまう
  • 素材やフォントなどを意識すると目的のテイストに近づけやすくなる