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イラレでオブジェクトの内側に影をつける方法【Illustrator簡単テクニック】

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ユウ
ユウ

インナーシャドウをイラレでやる!

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内側のみ影をつける方法

イラレで内側にだけ影をつける小技を紹介します。

ドロップシャドウはオブジェクトの背面に影が出来る機能なので、通常は外だけに影が作られます。

しかし、線だけのオブジェクトに影をつけることで、内と外に影が作られます。

これを活かすことで内側だけの影、いわゆるインナーシャドウを作ることができます。

まず、オブジェクトの線だけのコピーを作り、X軸とY軸のオフセットを0にして影をつけます。
影の大きさは「ぼかし」と「オブジェクトの線幅」で調整できます。

そうしたら再度オブジェクトをコピーして、そのコピーを最前面に移動します。

最後に影をつけた線オブジェクトを最前面のコピーでクリッピングマスクを作成すれば、外側の影が隠れて内側にだけ影がついたように見えます。

もちろん、クリッピングマスクは影以外のものも隠れるので、コピー元より一回り大きいオブジェクトで同じことをすれば、ベタ塗りのオブジェクトでも内側に影をつけることができます。

また、四角形限定ですが、オブジェクトと同じサイズのアートボードを設定すれば、書き出し時には内側の影しか見えなくなるので、より簡単に影を作ることができます。

背景色をグラデーションで細かく設定するよりも簡単に影をつけられるので、アイコンなどで使ってみてください。