
着脱式のペーパーライクフィルムってよく聞くけど実際どう?

良いフィルムだけど向かない人もいると思うよ!
iPadの保護フィルムは「ガラスフィルム」と「ペーパーライクフィルム」がありますが、最近は簡単に取り外しが可能な「着脱式ペーパーライクフィルム」というものがあります。
本記事では、着脱式ペーパーライクフィルムを実際に使ってみて感じたメリットデメリットについてお話しします。
着脱式ペーパーライクフィルムの紹介
まずは着脱式のペーパーライクフィルムについて簡単に紹介します。
タブレットのペーパーライクフィルムはペンシルでの描画がしやすくなる一方で、ガラスフィルムと比べると画面の綺麗さが少し落ちてしまうというデメリットがあります。
そこで、ペンシルを使いたい時だけフィルムを使用できるようにマグネットで簡単に着脱できるようにしたのが着脱式ペーパーライクフィルムです。
大抵のものはフィルムの上から貼り付けることができるので、普段はガラスフィルムで綺麗な画面で使いつつ、ペンシルを使う時だけペーパーライクフィルムという良いとこどりができるフィルムというわけです。
ESR着脱式ペーパーライクフィルム
ということで、今回購入したのが「ESRの着脱式ペーパーライクフィルム」です。
かなり有名なフィルムなので、聞いたことがある人も多いと思います。
上下が吸着面になっておりマグネットで取り外しができます。
仕様を確認すると「厚さ0.33mm以下の強化ガラススクリーン保護フィルムと互換性あり」の記載があるので、下にガラスフィルムを貼っていても問題ありません。
ちなみにガラスフィルムは「NIMASOガラスフィルム」を購入しました。
厚さがちょうど0.33mmなのでギリギリOKの厚さです。
着脱式ペーパーライクフィルムの使用感
約2ヶ月ほど使用しましたが、製品自体は素晴らしいけど自分とは相性が悪かったというのが正直な感想です。
ゲームや動画など画面の綺麗さ重視の時はガラスフィルム、イラストやノートなどペンシルを使うときはペーパーライクフィルムで使い分けられるのはやはり便利で、常に最高の状態でiPadを使えている感があります。
描き心地は抵抗感が強めのタイプに近く、ノートだけでなくイラストでも問題なく使用できると思います。
フィルムを画面に合わせて吸着面を指でなぞるだけで貼り付けられて、描いてる最中にズレることもないので取り外しの面でも問題ありません。
一手間が気になってくる
「取り外しが簡単」と言っても「そもそも取り外しが面倒」なので長く使い続けているとだんだん小さなストレスが溜まってきます。
僕はデザインのラフスケッチやイラスト、ノートなど、ほぼ毎日ペンシルを使うので特に面倒に感じてしまうのだと思います。
あとは机やソファ、ベッドなど色々な場所で使うので、着脱式のフィルムの定位置が決まらずに、使う際にフィルムを探したり取りに行くという余計な手間が生まれてしまうのもモヤっとしてしまいました。
着脱式がオススメの人
ということで、使用感を踏まえて着脱式ペーパーライクフィルムがオススメの人は「ペンシルの使用が1週間おき以上の人」です。
先ほども言ったように製品自体は素晴らしいので、たまにペンシルを使う人であれば最高のフィルムという感想で終わると思います。
逆にあまりオススメできない人は「ペンシルを毎日使う人や定位置でペンシルを使わない人」です。
僕の使用感に対して多少なりとも同意できそうだと思ったのであれば普通のペーパーライクフィルムにしておいたほうが良いでしょう。
僕も結果的に今は普通のペーパーライクフィルムに張り替えて使っています…
まとめ
着脱式ペーパーライクフィルムは便利で次世代を感じさせるフィルムですが、着脱という手間を考えると、そもそもペンシルをたまに使う人向けに販売されているのかも。
残念ながら僕はハマりませんでしたが、このフィルムと安いペンシルで5,000円くらいしかかからないので、iPadでペンシルを使ってみたい人やお子さんへのプレゼントなどにも良いかもしれませんね。
- 着脱式ペーパーライクフィルムを実際使ってみた感想
- ガラスフィルムの上から装着できて描き心地も良好
- 毎日使うと着脱が面倒になってくる
- ペンシルをたまに使う人なら最高のフィルム
