ただ整えるだけじゃない！整列分布の応用テクニック

イラレの整列・分布機能の便利な使い方を紹介します。

まずはアートボード基準の分布。

通常の分布は両端のオブジェクトを基準に等間隔で並べるといった機能ですが、パネル右下から基準を｢選択範囲｣から｢アートボード｣に変えることで、アートボード内で等間隔に並べることができます。

オブジェクトを簡単に等間隔で並べることができるので、ざっくりとレイアウトしたい時などで使えるテクニックです。

次が線を使って四角形オブジェクトを等分する方法。

やり方は、まずオブジェクトの両端に線ツールで線を配置、当分にしたい数-1本の線を間にコピーしたら、線をすべて選択して整列・分布で均一に並べます。

あとは線でオブジェクトを｢分割｣したり、オブジェクトを配置するための基準にするなどして活用できます。

少し手間はかかりますが、元の四角形のサイズを計算して変形させる必要もありませんし、変形させるのが難しい立体的な面を分割するのにも使うことができます。

どちらも知っていれば簡単に使えるテクニックなので、機会があれば使ってみてください！