
ぜひ参考にしてみてね!
今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオロゴデザインを添削してレベルアップさせていきます。
デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。
コワーキングスペースロゴデザイン

コワーキングスペースを想定したロゴデザインです。
ひらがなの「こ」、カタカナの「コ」、英語の「Co」を組み合わせてノートパソコンを後ろからみた姿をデザインしたものですが、改めて見てみると全然ノートパソコンに見えませんね。
デザインについては、線が細すぎるのでロゴマークらしさがなく、全体的にまとまりがないような印象を受けます。
また、文字部分がベタ打ちのままなのも気になるので、その辺りもしっかりとデザインしていきましょう。
- デザインの狙いが伝わりにくい
- 線が細くマークらしさが薄い
- 文字をベタ打ちのまま使用している
デザインを再検討してみる
まずは「こ」「コ」「Co」を組み合わせてマークを作るというアイデアを元にデザインを再検討してみます。

今回は分かりやすいようにデザインとして作っていますが、実際のロゴデザインではこういった作業を手書きのラフデザインで行なっています。
頭の中で悩むよりも、とにかく手を動かした方がアイデアも湧いてくるので、デザインが思いつかないという方はぜひ試してみてください。
はっきりとした線でマークらしさを出す
様々な組み合わせを試して、良さそうなものをブラッシュアップしてマークとしてデザインしていきます。

色々な組み合わせを試しましたが、ひらがなの「こ」があるとどうしても空白が生まれてしまい、デザインにまとまりがでないので、今回はカタカナの「コ」と英語の「Co」を並べて「×」(掛け合わせる)のような形にしました。
修正前のデザインだと「コ」の線が細く見えていたので、「Co」に合わせて太くして、マークらしさを出しています。
ノートパソコンには完全に見えなくなってしまいましたが、「個が集まる」といった意味を持たせることが大事だったので問題はないでしょう。
文字部分をデザイン
マークは完成したので、文字部分もデザインしていきます。

「コワーキングスペース」部分は丸が集まったフォントを使用して、マーク同様に「個が集まる」といった意味合いを持たせたデザインで、「Co」部分はカギ括弧の線を太く目立たせることで、その中の空間(コワーキングスペース)を表現しました。
ということで、今回のビフォーアフターがこちら

文字部分は言わずもがな、マークは力強く、信頼感が出たように感じます。
まとめ
自分が過去に作ったロゴデザインを添削しました。
繊細さや高級感を出すために線を細くするなら良いですが、今回の場合コワーキングスペースなので線を太くして信頼感を持たせる方向でデザインしました。
参考になれば嬉しいです。
- ロゴはとにかく手を動かした方がアイデアが生まれやすい
- 線は太くはっきりとさせたほうがマークらしさが出る
- 文字部分もマークに合わせてしっかりとデザインしておく

