
サイトのサーバー?って何かで使うの?

たまに使うから基本だけ覚えておけばOK!
WordPressでサイトを作るために、Conohaレンタルサーバーを契約したけど、使い方がよくわからないという方も多いと思います。
本記事では、Conohaサーバーでサイト管理をするための基本知識について解説します。
サーバー管理はどんな時に必要?
記事の投稿やサイトのコンテンツ追加など、日常的な作業はWordPress上で完結できるため、WordPressサイトを開設できていれば、サーバー管理は基本的に行わなくても大丈夫です。
では、どんな時に必要になるかというと、サイトのエラー対処やドメインに関する作業などです。
サイトのエラーは、デザインの崩れ程度であればサイトのCSSなどが原因であることが多いのでWordPress上で解決できるのですが、サーバーの設定に問題がある場合はサーバー上の操作が必要になります。
また、ドメインの更新やサブドメインの追加などのドメインに関する作業はサーバー上で操作しなくてはいけません。
サーバーの操作といっても、プログラミングなどの難しい作業が必要なわけではなく、知っていれば問題ない程度の簡単な作業なので、WordPressサイトを運営しているのであれば、最低限のことは知っておきましょう。
ConoHaサーバー画面の解説
それでは、実際のサーバー画面について、僕が必要だと思う部分に絞って解説していきます。
まずはトップ画面、ConoHaサーバーにログインした場合はこの画面になると思います。

ConohaサーバーはWordPressのように左にメニューバーがあって右画面が切り替わる形式なので、同じように操作していけば大丈夫です。
サイト管理
まずは左のメニューバーの上から二番目「サイト管理」をクリックすると、サーバー上で運営しているサイトの操作をすることができます。

左上に現在のサイトURLが表示され、複数サイトを運営している場合は、その下の「切り替え」ボタンを押すと運営しているサイト一覧が表示されます。
詳細は省略しますが、ドメインを追加してWordPressサイトを開設する場合はこのページ上の「サイト設定」「WordPress」に移動して、右の「+WordPress」ボタンで行うことができます。
WAF
WAFはWeb Application Firewallの略で、不正アクセスなどからサイトを守るための設定です。

この設定は通常「ON」にしておいて全く問題ないのですが、Google AdSenseの設定時にも反応してしまい、サイトに広告を貼ることができない場合があるので、そういったときはこの設定から一時的に「OFF」にする必要があります。
広告を貼り付けさえすれば後は問題なく動作するので、一度「OFF」にしたら絶対に「ON」に戻すのを忘れないよう注意しましょう。
FTP
FTPはFile Transfer Protocolの略で、サイトにファイル転送を行う際に必要となる設定です。

少し難しいですが、サイトはページやテーマ、プラグインといったファイルで構成されており、FTPソフトからアクセスすることができます。
FTPソフトがファイルにアクセスするためにはサイトに接続する必要があるのですが、その時にここから設定する必要があります。
サイトにカスタマイズしたページのPHPやデザイン用のCSSなどのファイルを追加したり、エラーが発生しているプラグインを強制的に停止することができるようになるので、面倒でも設定しておくことをオススメします。
設定方法は「FTP」ページに移動したら、右の「+FTPアカウント」ボタンをクリック。
入力画面が開くので、任意の「ユーザー名」と「パスワード」を入力して保存をクリックすればOKです。
「接続許可ディレクトリ」は「全て許可」で問題ありません。
後は「サーバー管理」「契約情報」「FTPサーバー」の情報があれば問題なくFTPソフトから接続できると思います。

ドメイン
サブドメインサイトを開設したくなった場合は、「サーバー管理」「ドメイン」ページの「+ドメイン」ボタンから可能です。

「サブドメインを追加」で任意のドメインを入力して親となるドメインを選択、「無料独自SSL」を「利用する」にして「保存」を選択すればサブドメインが追加されるので、後は先ほどのサイト管理画面からアクセスしてWordPressを追加すれば完了です。
まとめ
ConoHaサーバーのサイト管理に関する基本知識についてお話ししました。
ひとまず本記事で解説した内容を理解しておけば、大抵のことは自分自身で解決できるようになると思います。
サイト運営の参考になれば嬉しいです。
- ConoHaサーバーでWordPressサイトを管理する際の基本知識
- サイトエラーの解消やドメインに関する作業で使用
- FTPソフトへの接続やサブドメインサイトの開設が出来る
