
ユウ
知っておくと意外と役立つよ!
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イラレのコピー&ペーストの基本について解説します。
イラレはコピーはCommand(Ctrl) Cで共通ですが、ペーストの方法に細かい違いがあります。
まずは通常のペーストCommand(Ctrl) V、コピー元は関係なく作業画面中央に配置されます。
いわゆる一般的なペーストですが、他のペーストの方が色々と便利なので、イラレでは使うことはないでしょう。
次は同位置ペーストShift Command(Ctrl) V、コピー元と同位置に配置されます。
パスファインダーやクリッピングマスクなどを使う際には同じ位置にコピーしたい時が多いので、こちらはよく使います。
次が前面ペーストCommand(Ctrl) F、コピー元と同位置の前面に配置されます。
先ほどとはペーストされるレイヤーの位置が異なり、最前面ではなく、コピー元の直前面に配置されます。
背景や枠などをコピーする場合はこちらの方が便利で、状況に応じて使い分けることが出来ます。
最後が背面ペーストCommand(Ctrl) B、コピー元と同位置の背面に配置されます。
前面ペーストの配置される場所が直背面になっただけで、影のようにオブジェクトの後ろにコピーしたい時に使います。
同位置、前面、背面ペーストは全てアートボード基準で同じ位置にペーストされるので、コピーした後に作業中のアートボードを切り替えると同位置ではなくなってしまうことに注意が必要です。
イラレはコピペだけでも色々な方法があるので、違いを理解しておくと作業の効率化につながります。
ショートカットキーと併せて覚えるのは大変ですが、価値に見合うくらい便利なので、ぜひ一度使ってみてください。
